今日は人生を前向きに変える３GTｓについて話していくよ
前回のリフレーミングのお話はとても良かったわ。先生みたいな人でも前向きになれるんだから、私みたいに可愛くて、ルックスが良くて、綺麗な人はもっと前向きにならなくちゃって。
ん、自分で言うか。。。って思ったけど、まあ、ネガティブなのよりはよほどいいかな。それはさておき、３GTｓは人生に良い事が起こる魔法の言葉なんだよ。
魔法の言葉って？前回のお話がちょっと好評だったからって先生図にのってません？
のってない。
え、急に顔が変わった？鱗滝左近寺？
今日の話もリフレーミング同様に、前向きな人生を送るための考え方です。(前回の記事はこちらから）
「3GTs：Three Good Things」とは心理学者のセリグマンが提唱したもので、日本語に訳すと「３つの良い事」となります。具体的にどうすればいいのかというと、「寝る前に3つの良い出来事」とそれが起こった理由や経緯などを思い出して、それを紙に書く。たったそれだけです。
え、たったそれだけで人生が前向きになるの？
簡単に思うかもしれないけど、じゃ、今日朝から今までの間に起きた良い事を３つあげてみて
え、そんな急に言われても出てこないわ？
３つよね。３つどころか１つもないかな。。。
すごくシンプルなんですが、物凄く効果はあります。自分も試してみて、実際に会社の部下とか知り合いとかにも試してみました。でも簡単とは言っても習慣化するのは結構大変です。
というのも、本来多くの人は、物事を否定的に考えたり、悪く考えたりするものです。前回のリフレーミングは、その見方を変えるための手段なのですが、３GTsもリフレーミングの応用と言えます。
ところで、ばんばひろふみのSACHIKOって歌知ってるかな？古い歌だから知らないかなと思ってYouTube貼り付けておくね。
ね、いい歌でしょ。この曲の大ヒットにより、全国の「サチコ」という女性から「『さちこ』っていう名前、自分で嫌いだったけど、この歌を聴いて好きになった」といったファンレターが大量に寄せられたらしいよ。
この歌の歌詞の中に、「幸せを数えたら片手にさえ余る、不幸せ数えたら両手でも足りない♪」というフレーズがあるけど、本当は良い事も悪い事も同じくらいの割合で起きているのかもしれないけど、同じ事に対してそれを幸せと思うか不幸せと思うかで、この数って大きく変わると思わない？
SACHIKOって歌、古すぎて知らないって言おうと思ったら先生に先に言われちゃった。でも、初めて聞いたけどいい歌ね。
確かに、幸せかどうかなんて人によって違うし、考え方で幸せになったり不幸せになったりするかもしれないわね。
だから、良い事を思い浮かべるという事を毎日の習慣にするという事が、前向きな人生を送れるためには凄く効果があるんだ。しかも寝る前に、３つ、というのがポイント。
まずは寝る前というところ。よく寝る前に、ああ、今日はあれやっておけば良かったな？と後悔しがり、喧嘩して頭に来て眠れないとか、そんな事ってあるよね。大体の人は寝る前にあれこれ思い出したり考えたりする時、どちらかというと悪いことが多くて、さあ、やな事は忘れて寝ようっと。みたいな毎日を送っている事と思います。あるいは、頭にきたり、後悔したり、悩んだりして眠れなくなったりする事も良くあるよね。でも、寝ている間もきっと悪い事ばかり考えているかもしれないね。
でも、それよりは良い事を思い浮かべて、今日も良い1日だったと幸せな気分で床につけば、翌朝もすっきり目覚められるのではないでしょうか？寝ている間も、嫌な事を思い浮かべているのか、楽しい事、良い事を思い浮かべているのか？そんな毎日の積み重ねの差って凄く大きいと思わない？だったら、当然良い事を考えるべきじゃないかな。
次に３つというところ。この数がまさに絶妙です。１つか２つだと、今日はあまり良いことがなかったなと思うかもしれませんが、これが３つになると。１つ、２つ、たくさん、というように、沢山良い事があったという印象になりません？
もちろん、良い事がもっとたくさんある日もあるかもしれませんは、毎日となると結構大変です。もしよい事を100あげましょう。100あげるまでは眠れません、となると毎日徹夜になってしまいますよね。
帰れません、みたいにね（笑）
なるほどね。確かにそうかもしれないわね。でも、良い事ってそうそう毎日ないんじゃない。
それが大事なところなんだよ。結婚した、子供が生まれた、好きな人から告白された、受験に合格した、大会で優勝した、などと誰から見ても良い事が、毎日、それも３つ起こるなんて人はいないよね。だから、どんな小さなことでもいいから、3つ必ず考えてみる。一見些細な事でも幸せと思える、そんな習慣をつけることで、前向きになれるんだ。
3GTsは、ある意味リフレーミングの応用編、実践編とも言えるかもしれません。
例えば寝る前に、「今日は良い事が１つもなかったな」と思ったとしても、一生懸命ひねり出してください。すると、「エレベーターが、いつもなかなか来ないのに今日は1秒で来た」「新しくできたラーメン屋さん、めちゃくちゃ美味しかった。しかも、オープン記念で煮卵が無料だった」「社長に急用ができて、あの長くて退屈な会議が中止になった」といったように、きっと３つくらいは浮かんでくるはずです。良い事って決して大げさなものでもなく、そんな程度でいいんです。他人がとやかく言うもんではないから。
それが習慣化すれば、３つくらいは簡単に出てくるのはもちろん、あらゆることを良い方に考えられる習慣も身につくようになります。
同時に悪い事、嫌な事が怒っても、それほどではない。いや、見方を変えたらむしろ良い事かもしれない、そう思えるようになればあなたの人生は隔日に変わるよ。
なるほど、ちょっとしたことでいいのね。朝起きたら体重が1kg減ってた。コンビニの新発売のスィーツがめちゃうまだった。かっこいい先輩に朝おはようって言われた。目があってニコっとされたから、きっと私に気があるわね。
まあ、妄想が若干入っている気もしなくもないけど、そそそ、そんな感じでいいよ。ただ、ひとつだけ欠点があって、寝る前に３つの良い事を浮かべるまではいいけど、それを紙に書くとなると、せっかく眠ろうとしたのに、一回電気をつけて紙に書くという作業で、また目が覚めてしまうというところ。
それじゃせっかくの気持ちよい眠りを妨げてしまう事もあるじゃない。
だから、僕は３つ良い事が浮かんだらさっさと寝てしまう。
そして翌朝紙に書いていた。最近ならスマホのメモ帳に書いたり、TwitterやブログなどのSNSに書いてもいいかもね。
ただ、記録に残すよりも、良い事を探すという習慣を身に着ける事が一番大切で、それにより人生が明るく、幸せになってくれたらと先生は願ってるよ。
うん、簡単だし、確かに効果がありそう。もちろん良い事ばかりじゃないけど、前向きに考える習慣は必要だし、その方がきっと幸せな人生が送れることは確かね。
ほんと、役にたったわ。先生ありがとう。
ありがとうって、いつもと違ってあまりに素直過ぎて、なんか怖いな。裏があるんじゃないかな？
だから悪い方に考えないっても言うのが今日のテーマだったんでしょう（笑）
今日のお話も本当に良かったですよ。
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